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ウメボシあり〼

 「写真展・知られざる真鶴の海」、好評いただいています。来場いただいたみなさま、どうもありがとうございます。貝博リピーターの方はすでにお気づきかと思うのですが…この写真展、少しづつ変化しています。先日フロアに登場したのは、実物大のダイバー人形。

そして彼が構えるカメラの先には…ウメボシイソギンチャク。真鶴半島では県の天然記念物にも指定されているウメボシイソギンチャクですが、見たことない方も意外と多いのではないでしょうか?触手を伸ばして赤く咲き乱れる姿は見事ですよ。そして縮んだ姿はまさしく南高梅。大玉でちょっと甘めのやつ。

おもしろいことに、水槽には大きい個体しか入れなかったはずですが、いつの間にやら小さい個体が並んでいます。どうやら大きい個体が子供を産んだ模様。いや、産んだというより吐き出したというべきでしょうか。運が良ければその瞬間に立ち会えるかもしれません。

 写真展はそろそろラストランに入ります。ウメボシ君たちと真鶴の海中世界、お見逃しなく!

「写真展 知られざる真鶴の海」開催中!

ブログでの報告が遅くなりましたが、現在、貝博では「写真展 知られざる真鶴の海」を開催しています。
真鶴は海の町。海辺には多くの人が訪れます。太陽を浴びてキラキラ輝く海は、誰でも見とれてしまう美しさです。さて、みなさんは、その海面の下、海中にどんな光景が広がっているかご存知ですか?そこには無数の生き物が暮らす青い世界があるのです。というわけで、この写真展では、真鶴の海の中に広がる魅惑の世界を、ダイバーによる水中写真で紹介しています。写真の被写体をちょこっとだけ紹介しますと…金色の海藻の林、ブリの群れ、漁礁を彩るソフトコーラル、巨大なマンボウ、青に溶け込むダイバーの姿…などなど。この全てが真鶴の海で撮影されたということに、誰もがビックリするはずです。真鶴の新たな一面にきっと気づかされることでしょう。ぜひご来場ください。展示期間は5月のゴールデンウィーク明けまでです。

写真展で使用している写真は、「真鶴の海の魅力を広く伝える」という趣旨に賛同してくださったダイバーの方々から、無償で提供いただいています。60名もの方が協力くださいました。心より感謝いたします。
写真は準備を手伝ってくださったサポーターズの方々です。いつもありがとうございます!

お林を歩く

先週末の土日は冬のお林を満喫してきました。「お林」は、真鶴半島の先端を覆うこんもりとした森のことで、古くから「魚付き林」として地域の人たちに大事にされています。お林は人工的に作られた森ですが、その歴史は江戸時代初期にまでさかのぼります。そのころに植えられたクロマツは樹齢300年を超える今でも健在で、後から植えられたクスノキ、自然分布のスダジイと合わせて、お林を代表する樹木御三家となっています。

土曜日は自然こどもクラブで子供たちと散策してきました。手を広げてクスノキの直径を測ったり、ドングリを探したり、一緒になって楽しみました。一生懸命キノコを探していたけど、見つかったかな?お林を抜けたら、今度は番場浦の採石場探検。昔はこんなところから人力で石を切り出していたんですね。貝博に戻る頃にはさすがにおつかれかな?と思っていましたが、みんな驚きの集中力で課題シートに取り組んでくれました。

博物館でのまとめのようす。

日曜は専門の研究者を招いて海のミュージアムでした(今回は「海」ではありませんが)。お林を歩きながら、この時期に見られる植物の特徴や、森林の遷移、植物には菌類との共生など、大変勉強になるお話を聞かせていただきました。地衣類やカメムシに異常な興味を示す参加者がいたり、ハランの根元に実を見つけたり、手を広げてクスノキの直径を測ったり…あれ、昨日もこの光景を見たような?みなさんすっかり童心に戻ってましたね。

 

ハランの実

貝博に戻ってからは本日のまとめ。参加者それぞれが、心に残ったこと、人に教えたくなったことなど意見を出し合い、地図に並べていきます。お林みどころマップの作成です。できあがったマップは近日中に貝博のエントランスホールに展示いたしますので、これからお林を歩かれる方はぜひ参考にしてください。

 

ワークショップレポート

11月のワークショップではたくさんの方々に来場にいただき、また、満足の声を多くいただき(アンケートでは「楽しめた」の声が100%!)、運営側としてもうれしい限りでした。当日のレポートを貝博のエントランスホールに展示してありますので、お近くの方はぜひご覧になってください。参加者のみなさんからいただいたご意見も紹介しています。

今回のワークショップでは、参加者のみなさんにアワビの貝チップを磨いてもらったのですが、実は、準備段階ではヤコウガイのチップも用意するつもりでした。なぜ「でした」なのかと言うと…挫折したんです。先のブログでも紹介したように、貝チップを作るには、機械を使って裁断、粗削り、穴あけを済ませておく必要があります。アワビでの作業にだいぶ慣れてきたので、ではヤコウガイに置き換えてちょいっとな…なんて軽く考えていたら、ヤコウガイはまったくの別物。固いのなんの。削ってもなかなか真珠層に到達しません。穴あけのドリルは長く回しすぎてへばってしまうほど。結局、1つのチップを完成させるのに、アワビの5倍以上の時間がかかってしまいました。これでは大量生産は無理!ということになり、今回は残念ながら見送りとなりました。ヤコウガイの殻は地色が緑で美しいので、地色が赤のアワビと対にしたら大人気間違いなし!という学芸員の妄想は、ヤコウガイの固さの前にあえなく散ったのでした。学芸員の手元には、友人から譲ってもらったヤコウガイが並んでいます。次回、リベンジなるかっ!?

ワークショップ開催しました!

本日、ワークショップ「輝く貝のキーホルダーづくり」を開催しました。来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました!

朝、窓の外はあいにくの空模様…いや、土砂降りに近い雨。そんな中でのスタートでしたが、会場はみなさんのやる気が溢れていました。午後からは雨も上がり、家族で来てくださる方も増えました。磨く時間は10分、10分、5分!はじめは10分間も無理〜と言っていたわりに、結構長く磨いちゃった人、多いんじゃないですか?凝り始めると止まらない、不思議な魅力があるのです。まだまだ磨き足りない?そんなあなたには貝博印の貝磨きキットもご用意しています。ぜひまたご来館ください。


今日は多くの方に参加いただきました。それを支えてくださったサポーターズのみなさんにも感謝です。今回使用したアワビの貝殻は真鶴町の飲食店から提供いただきました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

ワークショップ準備その2

今日はいったいどうしちゃったんだという寒さの中、ワークショップの準備を進めました。先日作った貝チップを見直し、穴の位置などを微調整しました。できあがったチップが粉まみれだったので、水で洗うと…あらゴージャス。たくさん繋げたら何かすごいものができそう。地方豪族の古墳から出土してもおかしくない。真鶴古墳群出土品 真珠様貝繋ぎ首飾り 飛鳥時代中期。←フィクションです。念のため。
 明日も準備を進めます。ちなみに、今回のキーホルダー作成にかかる時間は30分ほどです。参加者のみなさんには貝チップを紙やすりで磨いてもらいます。時間をかけて磨けば全面に真珠光沢を出すこともできるのですが、個人的にはアワビ本来の赤い模様が少し残る方がかっこいいと思います。とはいえ、そこは本人の好み次第。当日は満足いくまで磨いてもらってもOKですよ!

ワークショップ準備その1

来週にせまったワークショップに備えて準備を進めています。今日はサポーターズの方に指導いただきながら、アワビの貝殻チップを作成しました。
まず、アワビの殻をディスクグラインダーで小さい断片にして、だいたいの形に整形します。
それからストラップをつける穴をドリルで開けて、さらにグラインダーで表面を荒く削って真珠層が見えるようにします。
とがった角を丸くするのも忘れずに。…と機械を使った大人の工作教室みたいな感じなのですが、厄介なのが粉塵。粉まみれになること必至です。マスクが欠かせません。

今日は合計100枚ちょっとの貝殻チップができあがりました。アワビのついでにヤコウガイも削ってみたりして。ワークショップはもう来週。お楽しみに!

今回使用しているアワビの貝殻は真鶴の飲食店から提供いただいています。貝博の活動へのご理解とご協力、どうもありがとうございます!

貝磨きワークショップのお知らせ

貝博では11月23日(木・祝日)にワークショップを開催します。今回はアワビの貝殻を磨いて、虹色に輝く貝のキーホルダーを作ります。磨くと言っても作業は簡単。参加者のみなさんにしてもらうのは紙やすりを使った仕上げ磨きなので、お子さんだけでも参加できます。もちろん、家族や友達でおそろいを作っても楽しいですよ。ワークショップを通じて、貝が作り出す色や形の不思議を体験してください。受付は10:00〜15:00、参加料は1人300円です。入館料が別途必要ですが、ワークショップ参加者は割引価格で入館いただけます。11月23日の祝日は貝博へ!

アカエイは結構美味しいよ!

うむ、旨し!何のことかと言いますと、先日開催しました「海のミュージアム」でのお話です。
海のミュージアムは海に親しむことを目的としたイベントで、夏季は磯の生き物観察を行なってきました。
10月は、あえてこれまでと違う目線で海に親しもうというチャレンジ月間。そしてテーマはずばり…「食」!今日はその第一回で、真鶴の定置網に入るものの流通しない魚、いわゆる未利用魚の調理方法を考えよう!そして味わおう!という内容でした。とはいえ、せっかくの海のミュージアム。磯でも食べられる生き物を探してみよう!自分で捕まえよう!という盛りだくさんの内容だったのですが…あいにくの天気で磯歩きは中止。室内でできる調理のみとなりました。
さて。
試行錯誤の末に並んだメニューは…アカエイの煮付け&唐揚げ、アイゴのマース煮&コンフィ、ヒメジの唐揚げ。さらに前もって準備した「磯もの」から、イソスジエビの素揚げ、ムラサキイガイの酒蒸し。あれれ、テーブルに並ぶとなんだか豪華?

肝心の味はというと、クセがあるものないものさまざまだったのですが、意外にどれも美味しく食べられるレベルでした。特に人気だったのがアカエイ。気にしていたアンモニア臭はまったくせず、他の調理方法も試してみたくなる味でした。某ハンバーガーショップのバーガーに挟んでありそう。難点は、皮を剥きづらいのと、なにより尻尾の毒棘が怖いことでしょうか。磯ものに関しては、海が静かな時にまた挑戦したいです。自分で採ったものだとまた味も違ってくるでしょうしね。
 今回のプログラムには真鶴漁協のご協力のもと実施しました。また、ロッキーマリンさんにも魚を提供いただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。